保護者・教員の方へ

保護者・教員のみなさまへ

「女子中高生夏の学校〜科学・技術・人との出会い〜」は

女子中高生のキャリアプラン形成を支援します

一般社団法人全国高等学校PTA連合会・株式会社リクルートが合同で2021年に実施した「高校生と保護者の進路に関する意識調査」(高校生1,815人/保護者1,529人が回答)では、進路選択に当たり、進路について「話す」割合は高校生で83%、保護者で89%でした。

コロナ禍での高校生、保護者間のコミュニケーション量が増加し、会話内容が多様化し、 高校生、保護者とも、3割近くが全体的なコミュニケーション量が増加したと回答しています。時系列でみると、高校生の「話す・計」の割合は過去最も高く、性別にみると、男子(79%)より女子(87%)で「話す・計」の割合が高く、続柄別にみると、「話す・計」の割合は父親(83%)より母親(90%)で高くなっています。

進路を考えるうえで誰と相談するかを尋ねたところ、「母親」(85%)が突出して高く、以下「父親」「友人」「担任の先生」などが40%前後で続きます。  特に女子の場合は、「母親」を相談相手とする回答が88.5%と極めて高く、進路選択に当たっては、保護者、なかでも母親の関わりが大きく影響している実態が浮かびます。

世界が、時代が目まぐるしく変化していく現在、将来にわたって確かなものはあまり多くありません。また、我々が経験してきたことを元に、中高生にアドバイスをしても必ずしもうまくいくとはとは限りません。だからこそ、どんな環境にも対応出来る芯の強さと、しなやかな精神を中高生のうちに育んでいくことが大切だと思います。その第一歩は、自分で見つけて、考えて、周囲の人と相談して、そして納得して前へ進む力を身につけることでしょう。夏学では、理系に進みたい、あるいは進路を迷っている中高生に、さまざまな形で、仲間や先輩と語り合う場を提供します。どうぞご支援ください。